現在17年間にわたって無農薬の畑を作り実験中。理想は無農薬を実現したいと思い試行錯誤を繰り返しています。
※品種により使用回数が異なります。
マルヨ農園のみかんは和歌山県の特別栽培農産物に認証されております。
最初は普通の栽培、除草剤や慣行の農薬などをしていましたが、本物の味はと思って思考錯誤していたら自然が一番じゃないかということになり、自然の栽培方法を研究するようになりました。
減農薬になれば農薬代も節約できて収入もよくなると思いましたがあまかった。 見てくれは悪くなるし、天牛(ゴマダラカミキリ虫)、ヤノネカイガラムシなどなどこのままでは樹がだめになってしまう最悪の状態におちいりそうでした。
そこでいろんな畑、人、資材をみにいき、試した結果、秘伝の栽培方法や自然の観察力でみかんなどを作れるようになりました。
いま、自然の栽培(減農薬、有機肥料)でおいしいものを作るにはどうしたらと日々考え、楽しく実践しています。理想を目指して楽しく自然の生理を観察しながら実現していくそんな農家でいたいと思います。
ただし最低限の農薬は今のところ使用しないと木がどうしても枯れてしまいます。これも17年無農薬のところをつくり実験してきました。
もちろん理想は実現したいです。
それで農薬を使うときはその農薬の毒性などを見て判断します。
普通の農家のように、農薬の価格で決めません。
というのも価格が高いものは現在の安全性を考えた試験を繰り返し、膨大な実験結果のもと農薬登録をしているからです。
敵を知るにはと、農薬会社にもいろいろ見に行き、話を伺ってきました。 今は「どこにも無い、新しい世界一の品種を作るのが夢のひとつ」です。
味にこだわる日本一のみかん農家 マルヨ農園 岩本治
みかんや柑橘類を栽培している減農薬栽培農家で、美味しさ日本一のみかん(味)農家を目指しています。カンキツの品種を研究し、みかん栽培などで専門誌、新聞など技術記事は、みかん農家としては今のところ一番多く載っています。
続きはコチラから→
私はすごくおいしいものを食べたときにホワァと幸せを感じるので、私のみかんを食べた人にもその幸せを感じてもらえるものを作りたい。
それを目指して、下記の5つにこだわってみかん作りをしています。
1.自分が好きでおいしいと思う品種をつくる。市場値段で高くても好きでないと作らない。
2.気象変動がおかしい今、自然の力を利用したなるべく除草剤を使わない草生栽培にする。畑の見てくれよりも味を優先。
3.出来るだけ化学農薬は使わない。食べてくれる人も農薬散布する自分も安全に。(特別栽培の認証とエコファーマーをとりました)
4.有機肥料の質にこだわる。有機にこだわると正直、経費がすごくかさむが味と土の微生物の環境、自然のサイクルを考えるとこだわるのは必然。
5.出荷まで味が落ちない工夫をしてお客様に食べてもらうこと。