現在17年間にわたって無農薬の畑を作り実験中。理想は無農薬を実現したいと思い試行錯誤を繰り返しています。
※品種により使用回数が異なります。
マルヨ農園のみかんは和歌山県の特別栽培農産物に認証されております。
みかんはふつう、SやMなどの階級に分けるときに選果機という機械にみかんを流します。
マルヨ農園でも市場用のみかんは機械で選別しています。
この機械のかけ方や気遣いをしないと、みかんの味が変わってしまいます。
本来みかんは色づいてからの生傷の種類によって、みかんを採ってから腐りやすかったり、中身の味まで変化して、味が劣化してしまうことがあります。
ですからみかんの選別作業でも気をつけないといけません。みかんは本当にデリケートです。
美味しさを保つ一番の秘訣は、機械にかけずにすべて手作業ですることです。マルヨ農園の通販は、このすべて手作業でしているみかんをお客様にお届けしております。
果実がまだ青いうちに風で果実がすこしぐらい傷んでも成長段階なので、果実自体が修復して味は変わりません。
むしろ、そんな傷があるみかんというのは太陽の光が差し込むぐらいの樹の表面の果実ということですから、味は美味しいです。
ですからその傷の段階や時期、条件によってずいぶん事情が変わります。マルヨ農園では見てくれを重視していません。
本物の味、それを喜んでくれる人を重視しているので表面がきれいでも味が悪いと経験で思ったら、それは箱の中に入れないということを徹底しています。
完熟になるまで樹にみかんを生らせておくと冬の風に一部の果実が傷みます。
こういう果実は程度によって、そのまま廃棄するか、みかんジュース用になります。
完熟のように遅くまで樹に生らすとこのような製品にならないものが出来てしまうので、一般の農家では、そうならないうちにみかんを採って出荷します。
しかしそれではみかんの本来の味が出ません。
マルヨ農園では、傷んだものが出来て廃棄するなどのロスがあったとしても、出来るだけおいしいものをお届けしたいということで完熟栽培を選択しています。
ほかにも完熟まで樹におけない栽培技術の問題や、樹自体が痛んでしまうという理由がありますが、「喜んでもらう」というのがマルヨ農園の考え方なので完熟栽培にこだわっています。
味にこだわる日本一のみかん農家 マルヨ農園 岩本治
みかんや柑橘類を栽培している減農薬栽培農家で、美味しさ日本一のみかん(味)農家を目指しています。カンキツの品種を研究し、みかん栽培などで専門誌、新聞など技術記事は、みかん農家としては今のところ一番多く載っています。
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私はすごくおいしいものを食べたときにホワァと幸せを感じるので、私のみかんを食べた人にもその幸せを感じてもらえるものを作りたい。
それを目指して、下記の5つにこだわってみかん作りをしています。
1.自分が好きでおいしいと思う品種をつくる。市場値段で高くても好きでないと作らない。
2.気象変動がおかしい今、自然の力を利用したなるべく除草剤を使わない草生栽培にする。畑の見てくれよりも味を優先。
3.出来るだけ化学農薬は使わない。食べてくれる人も農薬散布する自分も安全に。(特別栽培の認証とエコファーマーをとりました)
4.有機肥料の質にこだわる。有機にこだわると正直、経費がすごくかさむが味と土の微生物の環境、自然のサイクルを考えるとこだわるのは必然。
5.出荷まで味が落ちない工夫をしてお客様に食べてもらうこと。